小学生の頃の話です。事実だったか作り話であったかは忘れました。３学期春休み前の宿題で、『春を（感じるもの）連れて来てください！』と先生に言われ、一人のおばあさんを連れて行きました。
私の本当のおばあさんではありませんが、親戚のおばあさんで可愛がってくれました。そのおばあさんの名前は『はるさん』と言います。遠～い昔の話です。

新型コロナにより、気候だけではなく、寒い冬の環境が在ります。こう表現すると、『冬』はネガティブなイメージですが、冬があるからこそ春が来ると考えれば、『冬』の意味が分かります。新型コロナもきっと冬の意味があるのだと思います。

昨年の会社新年会で、社員の皆さんへ３つのキーワードを示しました。どれも知れ渡ったワードです。

Imagination　ー　イマジネーション
想像です。フリーに思い描けることです。見えているものだけ、聞いたことだけ（＝言われたことだけ）
で思考終了してしまうと、新しいもの（隠れているもの）が見えてきません。何かを感じて想像を起こす！それが出来る人をセンスの良い人と言うのでしょう。

Innovation ー　イノベーション
変革です。『革』が付くと大それたことのイメージがありますが、そうではありません。私を含め社員の其々が、『昨日の自分より、今日の自分は少しだけ成長したか？』　これを感じることの継続が、半年後、一年後　...........　には変革に繋がると言うことを伝えました。

Creation　ー　クリエーション
創造です。感じて、想像して、変化した結果、新しい自分（価値）が創造されるという意味です。

全社員に即理解とは為りませんが、とにかく『３つのション』で覚えて下さいと伝えました。

今年２０２１年は、さすがに新年会は延期しました（本当は対世相的非常識で、やろうと計画していました）ので、社内通信でメッセージを伝えました。3つのキーワードに加え、新たにDiversityを加えました。

Diversity ー　ダイバーシティ
多様性です。相違、雑多を受け入れて（利用して）新しい変容を遂げる。自社は自動車業界と移動通信業界に存在しています。２３年前に移動通信（ドコモ）を始めた時は、世間の視点では『なぜ？』が大きかったと思います。きっとイノベーション（多角化）に見えたと思います。３年前に外国人社員３名を雇い入れました。特定技能枠ではない正規雇用です。労働力のイノベーション（多国籍化）です。知らぬ間にやって来ているのに気づきました。

自動車業界は、EVに代表される大きな原動機革命が進みます。自動運転機能、空飛ぶクルマなど
ドラえもんの世界が現実になって行きます。一方移動通信業界は、NTTによるドコモのTOB（企業買収）、新しい料金体系と代理店にはネガティブな変化が生じますが、大局では５Gから６Gへ向かう流れの中で、勢いがなくなることはありません。この両業界に存在しているのですからｓ、『ラッキー』です。ただこの運には、適応が必要です。私も社員も会社も変容して適応して行かねばなりません。

というわけで、部門や職権を越えて、数名の委員を選出してプロジェクト委員会を構成します。
4つのキーワードに従い思考と行動を起こし、３つ目の多様化を果たしていきます。

皆様にとり、２０２１年が安全な年であることを祈念致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

ｐ．ｓ．
ブログを２年間サボっていました。社員ブログに先立って更新することによりイノベーションが興ることを強く願っています。