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アーカイブズ

NHKでアーカイブズという番組がありました。昭和時代の出来事や人物についての内容でした。私は何だか懐かしい想いとタイムスリップしているような感覚で、よく見ていたのを覚えています。アーカイブとは、ざっと言えば書庫という意味だそうです。今日、パソコンのファイルを見ていて、雑感というファイルの中に、平成15年に書いた私感を見つけました。勝手気ままを書いていますが、それをエントリーしたいと思います。それから、自社ホームページトップにあるアメリカ出稼ぎ記も、当地にユーターンした当時に、タウン誌に投稿したものです。読んでみて下さい!

平成15年 雑感

自衛隊派遣について 平成15年11月27日
イラクへの自衛隊派遣については、全体的には反対のニュアンスの意見が多いと思うが、私の考えでは、究極は派遣されるべきと思う。危険地帯への派遣は自衛隊の役割分掌ではないというのであれば、それは間違っている。日本が攻撃を受けた、あるいは受ける可能性があるというときには、どのような議論がなされるのか?

イラクへ行きたくないという自衛隊員は、恥を忍んでやめればよい。職業として選び、
その対価にて生活を送ってきたなら、当然である。対価の原資は税金である。
私のこどもが自衛隊員なら、「自衛隊を辞めろ!」と言う。その後の生活は、自分で責任を持ち、文句を言わねばよい。

自衛隊員の方々にとって、不幸なことは、「国の名誉のために、仕事をしてこい!」と
送り出す世論がないことだと思う。オリンピックに選手を派遣するのと同じである。
日の丸を背にすることの重さを実感し、それを世論が評価するという状況を作り出す
ことが大切である。決して、神風特攻隊のようになれというのではない、法的にも
装備的にも、自らの安全を守る準備を十二分にし、派遣することが最も重要である。
自ら戦うことのない、出来ない政治家たちは、せっせとその環境整備をすればよいので
ある。来年の参議院選挙などうでもよい。評価を下すのは、有権者です。

自衛隊員の中には、「いっちょやったるか!」という人も沢山いると思う。中途半端、弱気な気持ちや、不充分な法のもとで派遣すれば、大きな怪我をする。

年金について 公務員・官僚 平成15年11月27日
年金制度について、マスコミが大きく取り上げだした。どれだけの、国民が将来について憂慮しているだろうか? 制度は現実を良く把握して、将来のために見直せばよい。

制度見直しと同時に行わなければならないのは、今まで、あるいは今でも行われている
経営感覚の欠如した、資金の運用の情報開示と反省と処罰である。極端な言い方をすれば年金制度に対する背任行為を行った組織、責任者に対する処罰が実行されないと、国民というか年金を納めてきた人は納得しない。能力のない政治家、官僚よ、潔くしなさい!

米国との関係について 平成15年11月27日
83年から89年まで6年間、アメリカにて生活し、仕事をしました。日本製のクルマやラジカセが、その業界の組合から強烈なバッシングを受けていた時である。疑問を感じることがあった。「日本製品を買っているのは誰か?」「日本製品を販売して利益を得ているのは誰か?」全てアメリカ人である。あの時に、日本車や東芝製のラジカセを叩き潰した人たち(ユニオン)は、政治家に利用されたのだと思う。アメリカはその世界戦略のにおいて、虎視眈々と日本が沈んでゆき、チャンスが到来するのを待っていたのです。

私は、地元の会社、海外の会社などが入った小さいオフィスビルに入って仕事をしていました。全ての人たちは日本人と同様に、朝早くから夜遅くまで、日曜日も祝日も全てではないが、働いていた。勤勉な日本とは変わらないと思った。それを判らず、日本は安易な方向に進み、バブルを満喫してしまった。酒池肉林のあとは、兵どもの夢の跡、盛者必衰の理を表すである。見事です。アメリカのとった作戦は!日本企業の大バーゲン、それも日本政府の保証付き、日本は再び戦争に敗れましたとさ。

日本はアメリカをもっと狡猾に利用すればよい。日本の政治家や外務官僚たちは、国内には高圧的、狡猾である。それは逆でしょう。考え方を変えなさい。能力を養いなさい。きつねとたぬきの化かしあい、を堂々とすればよい!役者不足かな?

経済の変容について 基本原理に回帰してゆく 平成15年11月27日
ソビエト連邦の崩壊、北朝鮮の実体等を見ると、社会主義経済は、現代では機能しない
ということが証明された。とはいえ、自由主義経済においても、数々の矛盾が生じている。というか、矛盾ではなく、経済の原理原則に戻って来ているのかもしれない。

今までの日本は、終身雇用、年功序列に表されるように、全ての人々に、平等に利益を
分配してきた。中には、その利を受ける価値のない人たちもその恩恵にこうむってきた
かも知れない。現在は違うと思う。智恵を絞り、努力し、実行する企業、人々に利益が集中されるようになってきた。勝ち組、負け組の登場である。正々堂々と戦った結果が明白になってきた。経済である以上、勝ち負けはついて当然である。これを判らず、無駄な公共工事に頼ったり、談合に走ったりする企業はレベルが低いと思う。

流通機構の整理淘汰のように、中間に存在するものは、ことごとく排除される。
余程のサービス力、ノウハウがない限り、中間は淘汰される。

ワークシェアリング、時短(これは通用しない)は、弱者の論理である。言葉の響きは
よいが、前者は一人の給与を二人で分けるということである。これでOK?納得?
労務福祉です。

正々堂々とした経済活動の結果、破れ、基本的人権で保障された生活ができない国民は
福祉がバックアップすればよい。余談だが、介護事業などに参入している企業は福祉に
従事していると勘違いしているが、これは、明白な経済活動であり、福祉ではない。
また、政治家は経済活動を行ってはならない、なぜなら、彼らの生活の糧は、税金なの
だから。納税者が自らの税金を自由に使ってよいなら、政治家さん、官僚さん、どうぞ御自由に!

以上