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医食同源 食欲の秋

今日はお彼岸の中日です。家族でお寺での法要に行ってきました。暑さ・寒さも彼岸まで、本当に昔から言われていることは、普遍ですね。あんなに厳しかった暑さも、今日は20度前後です。また、暑さは戻るでしょうが、もう酷暑ではないでしょう!

さて、夏バテ、夏やせ、夏太り、皆さんはいずれですか?それとも寝冷えですか?
私は、お陰さまで平常の体調を保っています。医食同源、これも昔から言われて来ていますね。中国で言われたのだと思いますが、最近は中国の人が、日本に人間ドックツアーで訪れたり、日本で漢方薬やサプリメントを購入するらしいです。中国の経済成長と共に日本人が経験している生活習慣病が急速に増えているのでしょう。もっと日本の失敗に学べば良いのに!?と思います。

私は、20歳代から40歳初期までは体重が70KG、40半ばで67KG程度、52歳の今は60KGです。ここ1年ほどは、大きな変化はありません。お陰で、ゴルフウエアはスリムなものを着用することができ、スコアは置いといて、ファッションに走りがちです。長い間、会っていない知人からは、「どこか悪いのか?」とよく聞かれますが、ちゃんと理由があるのです。50歳で体調を崩した時、中国医学の医師に診て頂きました。この先生は漢方医でもあり、鍼治療をされています。とにかく、小食を指導されます。それと季節の物(旬)を食すこと。技術が進んで、1年中あらゆる農産物を食せますが、昔の旬のものと比べると、今のものははるかに栄養価が落ちているそうです。なんだか分かるような気がします。小食にすると、農薬や添加物などの化学物質も体内に入るのが減少します。理に叶っていますね。人間は足らない時のほうが、感性が向上するように思います。食事をゆっくりと適量を摂っていると、食べ物が本当に美味しく感じるようになりました。医学的には、痩せてるほうが健康とみなすらしいです。食物の味と有難さを実感したい方は、ぜひ小食にトライして下さい。私の場合は、腹7-8分目程度です。それから、カロリーではなく、栄養素に心がけられるとよいと思います。
ハンバーガーやフライドポテトは私も好きですが、この類のフードは、英語ではJunk Foodsと呼ばれます。Junkとはがらくた、くずという意味です。食べ物に対しては失礼な表現ですが、度を超すと生活習慣病へまっしぐらです。辞書で調べると、カロリーが高くて栄養価の低いものと訳されています。最近の日本にもこのような食べ物が多いですね。私はUSA駐在時代に、ハンバーガーとフライドポテトで76KGまで増えました。

それから、絶対摂ってはならぬものとして、マーガリンとショートニングがあります。いずれも、パンやお菓子に多用されています。いずれも、植物性油脂を人工的に常温でも溶けないようにしたものです。常温で溶けませんから、身体の中でも溶けません。これは、本当に身体に悪い。USAでは、使用が禁止されているとも聞きます。カロリーは高いですが、バターの方が、ずっと身体によいのです、バターの方が高価なので、代替え品が用いられてるようです。職人さんでも、あまりご存知ない方が多いようです。皆さんがいつも行くパン屋さんで、バター・マーガリン・ショートニングの何れを用いているか聞いてみて下さい。バターが返答なら、そこは本物です。マーガリンやショートニングは、やがて日本でも規制されるようになるでしょう。

とにかく医食同源、口から入るものは重要です。今は元気いっぱいの人も若い時から意識して下さい。人工的なものは除いて、これは食べないというよりも、広く少なく食べることが、人間の本来の食べ方だと思います、あ、そうそう、口から出るものにも要注意です。不満・愚痴・悪口・怒りの言葉、相手も傷つきますし、知らぬ間に自分の心的健康も害します。口は災いのもとですね!

味覚の秋、収穫の秋です。足るを知りて、楽しんでください。

それではBon appetit !