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お見舞い

未曾有の大惨事が発生しました。当日、TVにて地震の発生を知り、見ていると、津波が
次々と街を飲み込んでいくのを、まるで映画を見ているような感覚で見つめていました。USAの9.11テロで、貿易センタービルに旅客機が飛び込んで行くのを、同じくTVにて、見ていたのと同じような感覚でした。私がよく利用していたボストン ローガンエアポート発の旅客機が衝突していたこと、NYに行った時、倒壊したのが何度か最上階まで登ったビルであったことなど、精神的に身近な環境での出来事だっただけに、「Oh my God ! I can not believe it!」の感じです。

このたびの大震災も、当地では、阪神淡路大震災や自社が被災した平成16年の23号台風の洪水被害などの経験があるだけに、心が傷みます。同時に自然の為す人間が想像もつかない現象(業)に対して、畏れを抱きます。亡くなられた方に哀悼の意を捧げるとともに、被災された方の無事と復興を、心底より願います。

こうした大惨事の中、多くの国が、政治思想の別なく、様々な支援を日本に対して申し出てくれています。非難を恐れずに発言しますが、多くの内部紛争や国同士のもめ事が多発していた世界状況の中で、大きな試練に直面している我が国と被災者の方々に、世界の視線が向けられ、世界的なチームプレーが為されようとしていることには、目頭が熱くなるほど感動します。人間捨てたものではありません。暴動が起こってもおかしくない状況で、被災者の方々は、他を思いやる気持ちさえ表わされておられ、秩序を守り、苦難に立ち向かっておられます。まだまだ日本は素晴らしい国だと思います。政治、経済等等、多くの分野において、この苦難を心と力をひとつにして、乗り越え、全ベクトルをプラス方向に向けなければならないと思います。そうなることが、亡くなられた方へのご供養になるのではないでしょうか!?

遠く離れた当地において、何が出来るか?寄付?節電?エールの発信?考えれば、簡単に出来ることが多くあります。社会的使命を持った企業として、そして一人の日本人として、人間として、出来ることを有効に行いたいと考えます。自社の中でも、社員間でそのような意見が交換されています。多くの人間に影響を与えていることは、確かです。何かを学ばねばなりません。

すでに頑張っておられる方に、「頑張れ!」は酷なのは承知ですが、今発することの出来る言葉は、やはり「頑張って下さい!」しか思いつきません。

合掌